弊社取締役 渡邊満久が講師を務めますWorkshop『With/Afterコロナ時代におけるグローバルガバナンスの在り方「個人データ利活用ガバナンス再考」編』(主催:一般社団法人企業研究会様)の会場開催が決定いたしましたので、お知らせいたします。
本セミナーでは、「個人データ利活用において、どうしてガバナンスの効かせ方が分からなくなるのか、効かせる方法はあるのかというテーマについてを再考して頂くこと」を目的とした内容を解説いたします。
また、セミナーは全3編で構成され、本セミナーの前日:2022年10月19日(水)に「With/Afterコロナ時代における財務経理組織のバーチャル化とガバナンス」編が、本セミナーの翌日:2022年10月21日(金)に「With/Afterコロナ時代におけるグローバル内部監査機能の再考」編が、同様に会場開催されます。
これらのセミナーは、「再考」をテーマにしたシリーズになっており、いずれもAsiaWiseグループの専門家が講師を務めますので、例えば、企画や新規事業の創出等、全てのテーマに関わった業務を担っている方におかれましては、シリーズでのご受講もご検討いただければと存じます。
本セミナーの詳しい情報は、一般社団法人企業研究会様より公開されておりますので、ぜひ、 こちら より御覧ください。
お申込は、一般社団法人企業研究会様ウェブサイトにて公開されているご案内よりお願いいたします
【各編のご案内】
◆第1編 2022年10月19日(水)
「With/Afterコロナ時代における財務経理組織のバーチャル化とガバナンス」編
「With/Afterコロナ時代において、経理財務部門は強制的なバーチャル化を強いられた。従前有効に機能していた現地駐在員を基点としたガバナンスが機能せず、さらには駐在員管理モデルに単純に戻ることが想定されないことを前提に、どのような対応を図るべきか。バーチャル化による課題とは何か、その課題を解決するためにはどのような方策があるかについて検討して頂くこと」を目的とした内容を解説いたします。
◆ 第2編 2022年10月20日(木)★本セミナー
「With/Afterコロナ時代における個人データ利活用ガバナンス再考」編
◆第3編 2022年10月21日(金)
「With/Afterコロナ時代におけるグローバル内部監査機能の再考」編
「With/Afterコロナ時代における海外子会社に対する内部監査の在り方、目的を再考して頂き、内部監査機能、ひいてはグループガバナンスの高度化に向けたヒントを掴んで頂くこと」を目的とした内容を解説いたします。
【開催にあたって】(一般社団法人企業研究会様の公開情報より転載)
1.世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴う移動制限措置によって、企業においてリモートワークの導入・普及が進み、オンラインでのコミュニケーションツールや、プロジェクト管理ツールを用いたプロジェクト推進などが当たり前の世界となり、企業活動のデジタル化が急速に進められたといえます。このような趨勢はWith/Afterコロナ時代においても継続するものと考えられ、企業活動のデジタル化、経営戦略上のDX・データ利活用はますます重要なテーマとなっています。とはいえ、データ利活用と叫ばれて久しい中で、データを使った新規ビジネスはなかなか進んでいません。これには様々な理由がありますが、ガバナンスをどう効かせるか分からないということもその理由の1つです。通常企業内には、個人情報保護規則といった類いの名称の規則があると思いますが、多くの場合データ利活用の文脈では機能しません。データ利活用の社内プロジェクトが存在しても、どこからどう手を付ければいいのかがそもそも分からない場合も有り得ます。
2.また、With/Afterコロナ時代での企業のコーポレート部門の在り方も問われております。特に海外拠点に対するガバナンス機能など、主として現地駐在員によって担われていた側面もありましたが、現地駐在員の引き上げや、現地での頻発するロックダウン等で思うように現場のモニタリングが機能せず、コンプライアンス違反や不正等のリスクが生じかねない状況となっており、企業グループの構成員として最低限遵守すべき指針とは何か、その遵守の状況を誰がどのようにモニタリングしていくのか等のグローバルガバナンスの在り方を再考する時期にあるといえます。
3.更に、事業サイド・コーポレート部門を独立的な立場からモニタリングする内部監査部門においても、移動制限措置による現地往査が困難な状況の中で、リモート監査を採用せざるを得ない状況となっております。当該リモート監査について、そのメリット・デメリットを整理せずに進めてしまうと、非効率が生じたり、重要なリスクを看過してしまうことにつながりかねません。With/Afterコロナ時代における、内部監査部門に求められる期待とは何か、それを達成するにはどのようなアプローチが適切かなど、その在り方を再考する必要にある段階にきているといえます。
以上の3つのテーマについて、With/Afterコロナ時代におけるグローバルガバナンスの在り方の再考というキーワードで横串を刺し、これまでの常識を一度疑ってみることを目的として、本ワークショップ(講師と受講者の皆様の双方向の議論や質疑応答)を企画しました。